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春夏秋冬

中学校社会科教師の考えている事:
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〜進学塾(中学・高校受験)の講師・教室長として民間企業で10年以上勤務した後、公立中学の教諭となりました〜
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内田樹
教育関係者なので毎日新聞を読んでいる(朝日はもうダメ)。


内田樹の『下流志向』は、その毎日の書評で知っていたが最近文庫本化された。

内田氏が岩波新書『日本人の法意識』(川島武宣著)を推薦した言葉に「私はかつてこれほど頭のよい人の書き物を読んだことがない(他にはマルクスとレヴィ=ストロースがあるばかりである)」とあり(さすがフランス現代思想。この推薦文がすでに頭いい!って感じ)、 彼自身とても頭の良い人だと思う。

内容も面白く、「等価交換」をキーワードに不登校や引きこもり、果てはAV、スターウォーズにまで話が及んでいる。


ただ私自身は、氏の説く武道論や師についてはまだ理解できないでいる。

自分自身が未だ「師」と出会えていないのだから仕方ない。

故に「嫉妬社会」日本における「等価交換」は、私の目からは前近代に対するグローバリズム、近代化の主張に思われ、何ら違和感がない。

職場組織にちゃんとしたリーダーシップと采配があれば、こんな主張は必要ないのだろうが、それがない以上、「等価交換」の主張はこれからも増加するばかりだろう。

そしてその主張を封じるだけの授業を教師は教室で展開しなければならない(これが塾の論理で、元塾講師の自分もそう思う)。

いっこうにシステム化されず、マニュアル化されず、電子化されない「先進国」日本に対する、個々人の異議申し立てが「等価交換」の主張なのではないだろうか。

町内会やら氏子・檀家やら、意見を擦り合わせるだけの無駄な会議ばかりのこの国では、権利・義務関係を明確にしたビジネスライクな社会はいつまでも実現しそうにない。
| 春秋里(haruakisato) | 仕事・教師論 | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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